医療法人の監事の選任と職務

監事は、医療法人を監査する職務の役員です。

社員総会において選任されます。

しかし、監事は医療法人を監査する仕事なので、監事になれる人となれない人がいます。

以下、監事になれない人と監事の職務についてまとめました。

監事になれない人

①監事は、理事や職員を兼ねてはいけません。

監査する側がされる側にいてはならない、ということですね。

②他の役員と親族等の特殊の関係がある人

③その他、都道府県により監事に相応しくないとされることがあります。

東京都の場合

  1. 医療法人に出資している社員
  2. 医療法人と取引関係や顧問関係にある個人、法人の従業員等

2については、医療法人の会計や税務に関与している税理士、税理士事務所等の従業員

監事のお仕事

以下、社団医療法人の監事の職務内容をまとめました。

  1. 医療法人の業務を監査する。
  2. 医療法人の財産の状況を監査する。
  3. 毎会計年度、監査報告書の作成し、社員総会等に提出する。
  4. 不正の行為や法令・定款違反を発見したときは、都道府県知事、社員総会等に報告する。
  5. 4の報告をするため必要があれば社員総会を招集する。
  6. 理事が社員総会に提出しようとする議案等を調査する。定款違反等あると認めるとき、調査結果を社員総会に報告する。

法令・定款違反など、特別な事情がなければ、監事の主な仕事は、毎会計年度終了後に提出する監事監査報告書の作成・提出になります。

まとめ

医療法人を設立する際、理事の選任はすんなりいくと思いますが、監事について困る方が多いです。

役員選任について、印鑑証明書や履歴書など用意する時間と、就任承諾書作成の時間もありますので、監事の人選は早めに行っておくのが良いです。

関連ページ

医療法人の社員と社員総会

医療法人の事業報告とは?

医療法人の役員に変更が生じた場合の届出

医療法人設立ー理事の選任、資格要件