医療法人の社員と社員総会の中身

医療法人の社員とはなにか?何をやるの?

社員総会は何を決定するの?

以下でまとめました!

 

社員とは?

医療法人を設立する際の設立者が通常、社員になります。

 よく従業員と勘違いされますが、社員とは、簡単に言うと株式会社でいう株主のイメージです。

医療法人の意思を決定する社員総会において、一人一つの議決権を有する重要な立場になります。

株式会社の株主と異なるのは、出資額に関わりなく、議決権はひとつ、だということです。

 人数としては、株式会社と同様に3名が望ましいとされています。

 未成年者も、自分の意思で議決権を行使できる程度の能力があれば、社員になることが出来ます。

社員の主な仕事は、社員総会に出席して、議決権を行使するところにあります。

社員総会とは?

 社員総会は、社員によって構成されます。

理事の選任権、解任権など、強力な権限を持つ意思決定機関です。

 株式会社と似たように、毎年2回以上の定時社員総会、理事長や一定数の社員等の求めにより開かれる臨時社員総会があります。

開催するには?

理事長が、開催期日の5日前までに、目的である事項を示し、定款で定めた方法で開催通知を送り、招集します。

定款に別段の定めがなければ、総社員の過半数の出席で開催することが出来ます。

議事の決議方法

社員は一人一つの議決権を有しています。

そして、議事は出席社員の議決権の過半数で決まります。

同数の場合は、議長が決めます。

この場合の、議長は決議自体には社員として参加できません。

議長の選任

社員総会において選任します。

選任後に、議事を決議していきます。

社員総会の決議内容

社員総会で決議する主な内容を下記にリストアップしました。

  1. 役員の選任
  2. 役員の解任
  3. 定款の変更
  4. 理事の報酬等(定款で定めていない時)
  5. 基本財産の設定と処分
  6. 毎事業年度の事業計画の決定または変更
  7. 重要な資産の処分
  8. 借入金額の最高限度の決定
  9. 社員の入社及び除名
  10. 解散
  11. 他の医療法人との合併や分割に関する契約や計画の決定
  12. その他重要な事項

議事録の作成

社員総会の出席者や日時、場所、議事の内容、総会の流れ、結果など、法令に定めるところにより、議事録を作成します。

また、議事録は社員総会の日から10年間、主たる事務所に備え置かなければなりません。

議事録の作成については、行政書士が作成できますので、法人設立の際の議事録だけでなく、設立後の定時総会や臨時総会の議事録について、継続して契約しておくと、雑務に時間と労力を割くことなく本業に集中できます。

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